【伝説のマシンを最新金型により徹底解剖】
1966年の世界ロードレースGP250ccクラスを制覇するためにHondaが開発した、究極とも言える6気筒エンジン搭載マシンがRC166です。250ccの排気量ながら並列6気筒DOHC4バルブという精緻なメカニズムを持つこの4ストロークエンジンは、最高出力60馬力以上を実に18000回転で発生する超高回転型。名手マイク・ヘイルウッドのライディングにより出場した10戦全てで勝利を収めるという圧倒的な強さを見せつけて、1966年のライダー・メーカー両タイトルを獲得。さらに、この年のHondaの世界ロードレースGP全5クラス制覇の立役者となったのです。Hondaのレーシングヒストリーに輝かしい1ページを記したこの伝説のマシンが、最新の金型技術を駆使して1/12スケールでよみがえります。
【模型要目】
●1/12スケールのプラスチックモデル組み立てキットです。
●ホイールはリムと繊細な表情を見せるスポークを別部品で構成したつや消しメッキのABS樹脂製。
●空冷並列6気筒エンジンは、パーツの積層により彫りの深い冷却フィンの形状を立体感十分にモデル化。
●スリムなフォルムを見せるカウリングは、微妙なラインもリアルな一体成形パーツ。
●タイヤは60年代の特徴である三角断面形状をリアルに再現したソリッドゴム製。
●ドラムブレーキのエアダクト、カウルスナップ、チェーンスライダーはエッチングパーツ、リベットはインレットマークで表現しました。
■ハンドル回り
アクセル、ブレーキワイヤーなどをビニールパイプで表現。ハンドルグリップラバーは質感あるエラストマー樹脂製。
■ホイール
ホイールは、スポーク部分を0.4mm径で再現したABS樹脂製。前後ともそれぞれ9部品で構成されたつや消しメッキパーツ
■シート
シートは質感あるエラストマー樹脂製。リベットはインレットマークで再現しました。
■ステップ
ステップはアルミ削り出し製。1.2mmビスでフレームに固定され、スタンド使用時にも十分な強度を持たせました
■アンダーカバー
カウル下部のカバー類はマグネットを使用して簡単に脱着可能。
■スライドマーク
スライドマークは1966年マン島T.T.レース時のM.ヘイルウッドの16番とS.グラハムの8番に加えて、67年を戦った1番と7番も入っています。